7月に退院して母の車椅子生活が始まって半年が経ちました。
毎週、実家に戻る時は一緒に泊まり、母のお友達とお茶のみ、夜中のトイレの付き添い、義足を装着しての練習などしています。
迎えに行くまでは、
「今回こそは怒らないぞ!」
って心に誓っていくのですが、必ず1回以上はピキッとくることがあり、あ〜、またムキになって話を返してしまったと思うことばかり。
1日目は調子良くても、翌日今回こそ、怒らず送っていけそうだと思った矢先に、
「なんでまたそう言うこと言うの」
と口に出してる自分
そんな中、年明けにヘルパーさんのお仕事をしている方と食事をする機会があり、その方の考え方でちょっとだけ考えが変わりました。
まだらボケなのよ。
うそをついているわけじゃなく、少しずつわからない時ができてくるの。
お金やスマホを持たずに出かけるって、私達でも不安でしょ。
だから、
「そうね」
って話したことをまずは受け止めて。
そして褒めてあげて。
できるかな〜と思いつつ、次に帰ってきた時はやはりいつも通り、私がキレてしまいました。
でも、先週初めて迎えに行ってから一晩一緒に過ごし、送って行くまで、イラッとすることなく、送って行くことができた。
皆さんはすんなりそんな壁を、超えたかもしれませんが、私は半年かかりました。
そして美姿勢メンバーも介護に直面している人は多いです。
必ずお母さんとハグしていると聞くと、それは親子仲が良いからと思ってしまいますが、それまでの経緯を聞くと、なかなかハグまで至る時間は大変なものでした。
自分と同じ、または自分より大変な人がいるんだって思うことは、成長を止めると言われることがありますが、介護についてはそれが助けにもなるんだなって最近感じています。
美姿勢メンバーって、身体を変えていくことで、心も変わっていきます。
そして、同年代だからこそ理解できる仲間が全国にできるって言うところが、長くお付き合いしていけるコミュニティなんだなって思いました。
私も美姿勢メンバーには、弱音もはきます。
でも、好きなこともやって、みんなを引っ張っても行きます